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僕の大好きなデュアン・オールマンの話。

30代、40代になると、人に褒められる事が少なくなる。日々の当たり前にやってる「凄い仕事」ですら、「誰でも出来るに違いない」とさえ思ってしまいます。

クラプトンが才能を当時から認めていた、いや、ミュージシャンの中ではダントツで当時ベスト・オブ・ベストだと言われていた「ミュージシャンズミュージシャン」だったデュアン・オールマン。

そんな彼でさえ、プレイを観る為にオールマン・ブラザーズ・バンドのライブに来たクラプトンを客席で発見した際、恥ずかしくてステージにお尻を向けて演奏してたそうです。

「レイラ」はデュアンのギタリストとしての力の証明だった。

デュアンのヒーローの1人、クラプトンと対等に渡り合った。そしておそらく初めて、自分がどれだけうまいのかを知ったのだった。 
 
デュアンはデモテープを持って帰ってきた。友達に「レイラ」を聴かせるときは特にうれしそうだった。
 
テープが「レイラ」の所に来ると、親指を胸にあて、ギターを弾く真似をして「俺のフレーズだ」と言った。
 
しかし、公然と自慢をするという感じではなく、あくまでもこのアルバムは「チーム力」で出来上がった作品だと考えていた。
 
「分からないけど知りたい人の為に言っておく。俺はギブソンを引いている。エリックはフェンダーだ。だから、ギブソンとフェンダーの違いがわかれば、ドチラが弾いているのかがわかる」

オールマン・ブラザーズ・バンドより

ちなみにですが、「レイラ」とは、ビートルズのエリック・クラプトンの奥さんのパディボイドです。

モデルで、今でいうところの「ぶっ飛び系」「不思議ちゃん系」だったそうです。

クラプトンとジョージ・ハリスンは友人で、つまり、友人の奥さんに対する恋心を歌った、結構イタい歌ですw

あと、このアルバム、ベルボトムブルースも至極の名曲です^^

Key to the Highway|デュアン・オールマンとエリック・クラプトンのタイマン勝負!!

このアルバムで好きな曲の「Key to the Highway」。

「Key to the Highway」がフェードインから始まるのは、デュアンとクラプトンを始めとして、バンドメンバーが突然ジャムりだしたからです。

イントロもかなり長い。意地と意地というより、お互いの力を認め合う、認めてもらう的な。

番外編

コチラは、デレク・トラックスのギターソロ。

デレク・トラックスは、オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナルメンバーの甥にあたり、デレクは、このデレク・アンド・ザ・ドミノスにちなんで付けられました。

 

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