【理想と現実】友情や仲間はズッと続くのか?

Facebookで見つけたある写真。

こういう写真を観ると羨ましく思う反面、理想と現実、本音と建前の部分では、こういった関係はなかなか稀だなと思います。

今は、インターネットが普及しているので、いい意味でも、悪い意味でも、数ヶ月前とは別人の考え方を身につけることが出来ます。それは、自分の人生をプラスにする前向きな考え方に変わったり、今の堕落した自分が嫌になったりと、キッカケは様々だと思いますが、いずれにせよ、良い方向にも、悪い方向にも、あっという間に変換できる時代が今なんですよね。

僕自身も、39歳の自分と、今の自分では、全然違う考え方になっているし、20代の自分を説教したいところが沢山あったり。

人生の様々なフェーズ(局面)で付き合いが深くなるコミュニティもあれば、人間関係もある。

とは言え「幼稚園から一緒」「小学生から一緒」ってだけで、未来永劫続く関係性は本当に少ないと思う。

友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、ほんとうの意味でみんなによろこばれる人間になれる

これは、岡本太郎の言葉だけど、本当に喜ばれるという事は、イコールで、関係性に執着、固執する必要はないという事。

5年前では、人のある行動を「バカ真似して気付かないフリ」出来ていたのに、今の自分は、そこに対して苦言を呈したくなる。そうなったときに、その関係性は崩れると思う。

相手が確信を突かれてグヌヌになっていたとしても、相手に本当に良くなって欲しいと思って言っている事だったりすれば、相手が自分の非を認め、僕のアドバイスに対して「ありがとう」という気持ちがなければ関係性は終わると思う。

それは、本来自分が望んでいる結末ではなく、関係性の終えん、と言う悲しい結果になるかもしれないけど、でも、バカ真似出来ない自分を「無理して」我慢させるのが一番かわいそうだと思う。

僕自身も、社交性もあり、昔からある友人や知人が多い部類だと思うけど、今は、本当に鎧が脱げる間柄の関係性は少なくなっている。

この写真のように、理想的には20年間、数十年間、オヤジになっても関係性を続けていたいのは山々なんだけど、やはり現実的には色々な問題があり、こういった事が出来ないのが殆どの人の共通点じゃないんだろうか。

逆に、SNSなどでこの様な写真を見て、その関係性に憧れ、自分に嘘をついて、自分にストレスを与えて「嘘をついて関係性を保つ」みたいな人も多いんじゃないかと思う。

人に嘘はつけるけど、自分自身には嘘がつけない。自分自身に嘘をつくことは、精神的に病む結果になる。

例え、手放したくないような関係性、友情があったとしても、自分がウソついてまで保つ必要はないかなというのがボクの考え。

 

 

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