【綾野剛に似てるって言われて以来、俺、綾野剛のファンだもん(笑) byスピードワゴン小沢】
人間は不思議なもので、一つでもシンクロしてるってだけで、その人の事を好きになるし嫌いにもなる。
ケリー・スレーターと僕の共通点は「同じ歳、同級生」(笑)
でも、それだけで特別な思いがあり、今でもCTの最前線に居るってだけでパワーもらえてるというか。
逆ベクトルの「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」も然りで、やっぱ好きなモノ、嫌いなモノの価値観や基準って人に説明出来ない所で構成されてる気がする。
「俺と同じ歳なんだ!!」って、自分が恥ずかしくなったケリー・スレーターの存在は、若い時は尚更強烈で。
「イケメンでサーフィンうまいとか反則。ケリーが身長150センチでワキガで息臭くても、俺たちはオスとしてのトータルの部分で絶対に勝てんばいww」とかサーファー友達と良く話してたなww
当時は #ジョエルチューダー 信者で、チューダーが雑誌のインタビューで「ケリーはショートでは上手いけど、ロングじゃ下手くそ」みたいな事を言ってた記事もあった。
今のSNSの時代だったら、チューダーは炎上するレベルの事を確か言ってたんだよね~。ドッチも好きだったから、複雑な心境だった。
第三次サーフィンブームって、ロングがリードして業界を引っ張っていってた感じというか。
「ロングは誰でも乗れる」「ショートこそサーフィン」「ロングボーダーはサーファーとは言わない」的な風潮があったしね。
ドニームが、レプリカジーンズというカテゴライズされる前に「所詮リーバイスの偽物やん」って古着好きにケナされてたのと同じで。
多分、チューダーは、そういう #ロングボーダー の悔しい部分を代弁して言ったセリフだと思うけど。
あと、翻訳の際にニュアンスも変わってるから、チューダーの本意とは若干違ってるかもだけど。
マイク・タイソンの日本語吹き替えが「おい、キサマ、ナニやってんだ」にされる様に(笑)
話それたけど、ケリーが出てる事を知らずに観たエンドレスサマー2。
エンドレスサマー2が出たのが1994年。もう30年近く前の話。
オンタイムでDVDを観たので数回は観たけど殆ど印象が無い。 #エンドレスサマー の方が覚えてる箇所が多い。
でも、未だに覚えてるシーンがあって、ケリーがトム・カレンと一緒に出てきて、パットオコーネルとナット・ヤングとセッションするシーン。
そこでケリーが、完全にグーフィーのデッカイ波をレギュラー側のスープの方にドロップし、その真っ白のスープの下を物凄いドライブでボトムターンして、レギュラーの割れるポイントまで届いてカットバックするってライディング。スゲ~~、カッケ~~~!!!
映像では俯瞰で遠目で見れる。
その俯瞰をもってしても「レギュラー側は無理、絶対グーフィーやろ!!」な波なのに、あのデカさの波で、主観で「その場所」に居る状態で、瞬時にレギュラー側に行けるってドンだけ~~って感じで、ショックというか、感動というか、オスとして絶対的な敗北感というか、なんか凄く変な感情だったな、、
あのシーンを何回も観たし、今でもたまに観たくなるけど、わざわざ買ってまでもな~~、ってのが正直なところで。
トム・カレンとケリーが宮崎に来て、カレンズポイントというポイントが命名されたのが1991年、ケリーとマチャドの試合中のハイファイブが1995年。
僕と同じ歳、僕が #エンドレスサマー2 をオンタイムで観た歳なので、映画の中のケリーも23、24歳。
カレンズポイントはまだ若いってことになる。
カレンズポイントに入った時の感想で「とにかく怖かった。入りたくなかった。でも、せっかく #トムカレン が誘ってくれたんだ。だからサーフしたんだ」みたいな事をインタビューで言ってたのを読んだ記憶があるけど、今じゃ世界のケリーだけど、当時はいうても20代の若手。
そう考えると、エンドレスサマー2のキャスティング的に言えば、トム・カレンが注目してるニューカマー的な感じだったはず。
CTのランキングもパットオコーネルの方が当時は上だったのかな、、良く覚えてないけど。
ロングだったのに、ナット・ヤングよりもパットオコーネルのライディング、そしてケリーのワンシーンに心を奪われた当時の思い出。
なぜか突然、ケリースレーターのあのシーンが観たくなった土曜日の朝(笑)
30年前の記憶をダラダラと書いているだけなので、史実と違うかもなのでゴメンナサイm(_ _)m
#ケリースレーター
#サーフィン
#ロングボーダー
#ロングボード