杞憂の怖さ、ワクチン接種2回目で思った事

昨日はワクチン接種2回目。 熱出ることを想定して、朝に縄跳びとサンドバッグ。

注射嫌いにとってみれば『痛いか否か?』が最重要項目。

1回目で痛くないコトを確認できたので、ぶっちゃけ『熱出てキツかったら寝ろう』くらいの感覚だった。

でも、帰ってきても熱出る事もなく、結局夜のトレーニングも仕事も普通に出来た。 打ったとこが筋肉痛だったから足トレに変更したくらい。

起きてる間『いつ熱出るか?』ってビクビクしながら夜を過ごした。

杞憂(きゆう|心配しなくてもいいコトをあれこれ心配する)とはこのコト。

注射午前中に打って、夜寝るまでの12間以上、起こるかどうかも分からない副作用に囚われてた1日。

注射嫌いのワクチン1回目の時の気持ち

どれくらい注射が嫌いかといえば、「注射」と言う字面をみたらソワソワするみたいな感覚。

とにかく、怖くて怖くて…

1回目の時は、ザツに垂直に刺される筋肉注射の動画が怖くて怖くて…

その日も、10時半から予約だったんだけど、9時ぐらいから1時間いつも通りの運動。

縄跳びとサンドバックを叩いているとき、はじめての注射で物凄く怖く、縄跳びを跳びながら考えていることは同じ事ばかり。

「右腕と左腕、ドチラが痛くないかな?俺は左利きだから、右腕の方が何となく安心感がある…でも、利き腕の方がいいのかもしれない…いや待てよ…利き腕だったら筋肉量が多いから、思わず痛みを感じた時に力を入れたら、注射針を巻き込んで痛くなるかも、、やっぱり右腕の方がいいかな…昨日、三角筋のトレーニングをなんでしてしまったんだろう…足のトレーニングにしとけばよかった…筋肉の炎症も多少は痛みに関係するかもしれない…10時半から受け付けだから、時間かっちりに行ったら、覚悟が決まる前にいきなり打たれるかもしれない…3番手、4番手くらいのタイミングで行ったほうがいいかもしれない…」

縄跳び30分跳ぶのですが、このような考えの繰り返しでした(笑

しかし、ドキドキしながら注射を打ったら、拍子抜けする位の痛みでした。全く痛くなかった。

そもそも、右腕と左腕を選択できるような状況ではなく、注射を打つ人たちも慣れたもので「はいこちらに座ってください」みたいな感じで問答無用で座らされた次第です(笑)

1回目も2回目も、自分で勝手に大きくした「敵と戦っていた」事になります。

掛布さんの話

掛布さんがプロに入って初めてホームランの40本を打った時、ダイアモンドを回ってベンチに座った時『とうとう40本まで打ってしまった!コレからのオレの野球人生はどうなるんだろう?』って考えたそう。

で、そう考えたらゾワワって来て、ベンチで試合中にも関わらず、不安と恐怖の入り混じったなんとも言えない感情が湧き出てきて、全身の震えが止まらなかったそう。

人間の悩みの9割は『起こってもいない事』って言われるけど、先入観に囚われたらダメだな〜って思った昨日の出来事。

#杞憂 #あんずるよりうむがやすし #とりこしくろう

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