足るを知る精神|ビジネスをしている人が意識するべき相対的比較

彼(アメリカのマッチングアプリ創業者で、巨額を稼ぐ社長)はまず、ポルシェのボクスターを売却し、トヨタのプリウスを買った。

彼はニューヨーク・タイムズのインタビューでこう語った「ボクスターの生活を送りたいとは思いません。ポクスターを手に入れたら次はポルシェの911に乗りたくなりますからね。で、911を持ってる人が、次に何に乗りたい、何が欲しいのかわかりますか?フェラーリですよ。」
by 予想どおりに不条理の一節の要約

「今の世の中は、金持ちが大金持ちに嫉妬する時代」って一節をどっかの本で読んだことある。金持ちは自分より稼いでいない人にマウントを取り、なおかつ、自分より大金持ちを嫉妬する。
貯金もでき、生活には十分なお金があるにもかかわらず、他人と比べると、自分よりも1円でも稼いでいる人間がうらやましくて仕方なくなる。
コレが俗に言われる相対性の比較。
人間は比較するものによって、不幸になったり幸せになったりする。
 
iPhone8をボロボロになるまで使っていた僕にとって、iPhone12proは最初新鮮で、最近までiPhone8を使っていた奥さんのiPhoneを触ったとき「こんなオモチャみたいな携帯、よー使ってるな、、」って思った。 
 
 
でも、正直、今はiPhone12proとiPhone8ってなんら変わりない。慣れ。
 
 
物質的欲求、物質的満足って、大なり小なりほんとコレに尽きる。 
 
写真の黒丸も、比較するモノが変わるだけで、ほんと別モノの大きさになる。これと同じ。
 
iPhone8に感じた感覚も、iPhone16proが出る時代になったとき、iPhone12に対して思う感情なのかもしれない。
 
 
つまり、比較する相対的要因のベクトルを間違えると、同じモノでも幸せと感じたり、不幸と感じたりするってこと。
 
ひがみ、ねたみ。大なり小なりこの感情は人間だから当然起こる感情。でも惑わされるとダメ。難しいけど意識しておきたいと常に思ってる感覚。
 
人間って「もっともっと」のおかわり精神があるからこそ発展してきたわけだけど、人と比べる対象物はちゃんと見極めないと、いくら満たされても幸せを感じることはないってことですね。
#足るを知る
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