しかし、井岡選手のタトゥー問題。
こう言うタトゥーの話になると、賛成意見として、日本人は考え古いとか、アメリカではみんなやってるとか、マジで本気で言ってるんですか？って思ってしまう。
満場一致の意見
資本主義で言論の自由も分かるんだけど、満場一致で賛成なのか反対なのか？みたいな出来事って世の中には沢山あると思う。
誰がどう考えてもおかしいだろ？みたいなこととか、誰がどう考えても正しいだろ！みたいなこととか。
もちろんこれにも主観的な考えが入るのは分かるんだけど、それを差し引いても満場一致でYESなのかnoなのか？みたいなことってある。
みんな争いたくないとか、嫌われたくないとかの感覚があるのかもしれないけど、こっちが正論を言って加勢をして貰いたいとか、別に加勢して貰いたいから言っているわけじゃないんだけど、それをどう考えてもおかしいだろ！とか、それにどう考えても間違ってるだろみたいなことってあるし、それを言っているのに賛成すらしない。
こうなってくると、何も言わないやつも同罪じゃないかな？と思う。
自分が役員をやっている団体があるんだけど、そこの公式の二次会をその団体の会費を払ってない人間のところでやるみたいなことがあった。
しかも、公式の連絡事項として、団体の会費を払っていないお店でやります！みたいな事を言ってる。それってどう考えてもおかしい。
でも、それを言っても、誰も賛成すらしない。事なかれ主義というか…別にムカつくから言っただけであり、おかしいでしょ？と単純に思ったからなので別に賛同してもらわなくてもいいんだけど。
今回のタトゥーに関しては、この動画が客観的で正論であり、これこそ満場一致の意見であるべきとボクは考えています。
刺青を入れてよかったのは、死んだ時に目印になるくらいかな？と言った途端、奥さんも返す刀で「昔の火消しさんね」って言ってる。息が合ってるし、良く知ってるなと思った。
本当その通りだと思う。時代遅れとか言っている人間って、俺って良き理解者だろ？みたいな感じがして意味が分からない。
例えば商社マンをしていた元甲子園球児が、自分は野球が好きなので、高校野球の監督になるべく教員免許を取る！と決めたとする。
井岡のやっていることって、その商社マンが「今日の気持ちを忘れないように、甲子園で絶対に勝てる高校を作るべく、背中に昇り龍の刺青、腕には今日の日にちの刺青を入れる」といって刺青を入れ、いざ高校野球の教師になるとき「刺青のある方は教員になれません」と言われているのと同じ。
＞＞井上尚弥”タトゥー問題”井岡のルール違反に苦言「したいのならルール改正に声を上げるべき」【ボクシング】
井上尚弥も言っていたけど、文句があるならまず入れる前に改正するように動くべきだし、事後報告みたいに入れた後に「そんなのはアメリカも観ているのにおかしい」は明らかに浅はかな行動だと個人的には思う。
保守的とか時代遅れとかそんなの論点ではない
古かろうと保守的だろうと日本のボクシング協会ってそんなもんで、それを踏まえてキツい練習してるのに、チャンプになったあとに『覚悟のために入れた』ってホント謎過ぎる。 オレならあの実力があったら絶対いれないけどな。
ガチンコに出てた大嶋選手とかヤクザからボクサーになってタトゥーを全部除去したって竹原テレビで言ってたけど。
日本のボクサーなんだから、アメリカとかの基準でモノ言ってる意味が分からん。
どうなるか分からんけど、最悪剥奪とかなる可能性すらあるかもなのに、隠さずに（いや、そもそも入れた時点で分からんけど）そのまま世界戦戦うって、なんかタトゥー見せるって事をイキッてるって行動というか。
当日セコンドの人はイエスマンばかりで言わなかったのか、あるいは言われても我を貫いたのかは分からないけど。 個人的には観てても全く気持ちのブレもなく、気にもならず、ただただ良い試合だったけど、なんか勿体ないよなって感じ。
