自営業の方、個人事業主の方の年末調整、確定申告等に非常な便利な Google Chrome 拡張機能の「 Amazon 注文履歴フィルタ」の紹介です。
これは本当に便利で、税理士さんに頼まれている方も、先方の仕事量がかなり減りますし、ご自身で年末調整や確定申告をされている方も圧倒的時間短縮になり非常に便利な拡張機能になりますので、ぜひ使ってみてください。もちろん無料です。
「拡張機能」とは、ブラウザを使う際に「より便利」にするために、エンジニアやプログラマーの方が無料(もしくは有料)で便利機能のことです。
- 対象月、対象商品、除外品、特定商品等、細かな領収書が全て一括で発行できます
- 「宛名変更」等もできますので、「会社用」「プライベート用」「家族用」等、細かな宛名設定ができるため、経費、経費以外が簡単に分けられ、税理士さん側、自分でする場合も分かりやすいです
- 税理士さんに1年間のデータを送る時、 CSV ファイルとして一括ダウンロードが出来ますので非常に喜ばれます
- CSV ファイルなので、税理士さんに頼んでいない方も、スプレッドシートや Excel の関数を使えば、毎月、年度、トータルでどれくらいの買い物をしたのかなどがわかります
- ご自身で確定申告をする際も、 CSV ファイルで閲覧できますので便利です
- デジタル商品、デジタル商品以来、予約分、絞り込み検索、等々様々な細分化ができます
下準備|ブラウザのインストール
まず大前提として、パソコンのブラウザは「 Google Chrome 」で、Chrome はゲストではなく、メールアドレスでログインをしていなければ拡張機能は使えませんので注意してください。
Mac を使っている方も Google Chrome が使えますし、 Windows を使っている方は初期設定では「マイクロソフトエッジ(旧 IE【インターネットエクスプローラー】」となっていますので、まずは Google Chrome をインストールしてください。
ちなみに、 iPhone を使っている方でも Safari を使うのではなく、 Google Chrome のアプリをインストールしておけば、パソコン、 iPhone 、その他の iPad などのデバイス、いつどこで何を見ても全てシームレスに対応できますので便利です。
iPhone は Safari で観て、パソコンでは「 Google Chrome 」を使っていたりすると、パソコンから見ていた URL を再度 Safari で打ち込んだりする必要がありますが、 Google Chrome で統一しておけば、外出先、外出先で見つけた URL 、全てシームレスで閲覧することが可能です。非常に便利です。
実際のインストールの手順
ちなみに、拡張機能なしの通常のアマゾンの注文履歴の画面は下記のようになっています。
Google Chrome をインストールしたら、 Chrome ウェブストアに行き、「アマゾン注文履歴フィルタ」を検索します。
目的のアプリをクリックするとウィンドウが開くため、「 Chrome に追加」をクリック。
ポップアップが出ますので「拡張機能を追加」をクリック。
これで終了。
Chrome は再起動する必要がありますので、全てのクロームを閉じ再度クロームを開いてください。
再度クロームを開き、 Chrome からアマゾンを見れば、「アマゾン注文履歴フィルタ」が追加されています。
追加されている状態ですが、「領収証印刷画面」はグレーアウト(選択できない)のままです。対象月、お届け先などを設定しないとグレーアウトのままです。
クリックできるようにするには「対象月選択」で対象月を選びます。
確定申告や年末調整の場合、基本的には
- 「対象年度」「対象月は全て」「デジタル」「デジタル以外」にチェック
- 「予約分を含む」「合計¥0の注文を含む」のチェックは外す
になると思いますが、それぞれで調整してください。
上記の作業をするとグレーアウトが解除され、「領収証印刷用画面」がクリックできるようになりますので、そちらをクリックします。
アマゾンの方で再度ログインが求められますのでパスワードを入れてログイン。
あとは、それぞれ全て印刷するか、もしくは「注文履歴 CSV(参考用)ダウンロード」を選択します。
- 税理士契約をされている方…税理士さんに CSV を送る
- 個人で確定申告や年末調整をする方…自分自身のパソコンでエクセルやスプレッドシートで計算する
税理士さんにも喜ばれます
税理士さんに年末調整や確定申告をしていもらっている方は、この CSV ファイルを送ってあげると、先方の仕事量が大幅に減りますので喜ばれます。
参考になれば幸いです。