トムプラッツの動画は最後に紹介しています^^
今日は、スクワットの神様と言われてるトムプラッツの話。
数年前から紹介したかったけど、やっと記事にできた。
スクワットは人生の縮図。
多くの人はスクワットをヤリたがらないけど、見た目のスタイルをよく見せる、細く見せる、足を長く見せるのはスクワットは必須。
スクワットはトレーニングの中ではツラくてキツく、足なんて部位は人から外見的にも、服を着てて分からない部位なので、肩や大胸筋と比べてヤリ甲斐がないのも事実。
でも、納屋トレで1人でスクワットをやってると「人生の荒波に立ち向かってる」感じがして、個人的には好き(笑)
ただ、今回紹介するトムプラッツとかのやってるスクワット、ボディビルやフィジーカーがやってるスクワット、あと、知識のない女性トレーナーや男性トレーナーとかが推奨してるスクワット(カカト重心で、膝は足の指より前に出さない、みたいな教え方)の場合、ドッシリした所に筋肉がつくスクワットになるので、見た目がガッシリ不細工になるので注意(笑)
こんなに股広げて、つま先より膝が出ない様にみたいのしてたら、下の様な緑にばかり筋肉がつくイメージww
こんな感じで、スクワットって奥が凄く深く、カラダの理屈、理論で教えてる人って少ないので「スタイルを良くしたい」って感じでスクワットを探してもその通りのスクワットの方法に出会えない。
カラダの理屈を考えてないと、股を広げさせれ、四股踏みみたいな変なダイエットの延長みたいなスクワットとか、その反対のベクトルの、ガチなトレーニーのスクワットをさせられる。
これがスクワット、ウェイトトレーニングの恐ろしい所でもあるし、楽しい所でもある。
今回の話は、トムプラッツの様なスクワットをやろうぜ、ってワケじゃなく、トムプラッツの哲学、精神的な所を伝えたい目的。
スクワットの講義なんだけど、人生において全てに応用が効くような考え方。宗教的でもあり、東洋思想的でもある。
西洋人のトムプラッツが、東洋思想的アプローチでスクワットに取り組み、この足を作り上げたってのも凄く興味深い所。
「完璧にトレーニングのイメージを行い、ジムについた時にはトレーニングは終わっている」ってのはトムプラッツの名言だけど、これって日本の職人さんの「段取り8割(段取りさえ出来てれば、もう仕事は終わった、成功したのも同然)」ってのと似てる考え方。
筋トレ無しで食事制限だけで痩せる、ってのは、老人と同じ事をしているだけなので注意。「腹筋を割りたい」「お尻をプリンとしたい」みたいなのは「顕在意識」で思うだけ。
脳みそは「生きるため」優先なので、食事制限だけで筋トレ(有酸素はNG)をすると、「筋肉は重くてカロリー使うから、カロリー下げる為に、省エネモードにする必要があるから筋肉落として脂肪を蓄えよう!」ってモードになる。
あと、有酸素だけってのもNG。ウサイン・ボルトとフルマラソン選手を観ると理由が分かるけど、これも脳ミソの働き。長く走る持久力メインだったら、筋肉は重い、脂肪がエネルギー源としては最適!って回路になる。
筋肉を使わなかったら「脳ミソは生命維持の為に、筋肉を落として脂肪を蓄える」ってのだけでも覚えてたらダイエットの本質が分かるかも。
競技者目線で語るスクワット、イマイチよく分かってないインフルエンサーが語るスクワット、この2極なのでスクワットって難しい。
分かりやすく考えみたら分かるけど、自分の頭の上の届く所に何かがある時、それをジャンプして取る時にどんな動きをするか?をシミュレーションしてみる。
「つま先」に力をいれ、つま先よりも膝が前に出てる状態だと思う。これが人間の無意識レベルでの「最も力が出るポイント」。
高い所から着地する時もイメージすると分かると思うけど、つま先から、つま先よりも膝が前側でクッションの役目で着地するはず。
カカトから降りると膝や骨が折れる可能性すらある。
これが狩猟民族、運動能力目線で考える、スクワットで鍛えるべき足の筋肉ってことになる。
緑の部分じゃなく、赤の部分の筋肉。
スクワットやトレーニングで「つま先重心」の大事さを語ってるのって、北島先生くらい。
北島先生は、元美容師なので「見た目」にフォーカスしてる筋肉の付け方を教えてくれている。

トムプラッツについて
スクワットの神様として、一部のトレーニーの中では神格化すらされている伝説の人。80年代の伝説のボディビルダー。 足の発達(大腿四頭筋)が段違いってのが分かる。
講義でトムプラッツが伝えたい事
とにかく「1番ツラい、1番キツいことをやれ、それが1番効果があるんだ」って所。 人生の岐路で迷った時は、ツラいと思うほうを選べ、みたいな格言があるけど、とにかく、1番キツいスクワットこそ、お前が探している答え(ボディビルだったら足を太くする事)があるんだ、他の脚のトレーニングを選ぶな、1番キツいスクワットを選べ、って事だと思う。東洋思想を思わせる、トムプラッツのラックに入る前の儀式
普通にラックに入る事に苦言を呈するトムプラッツ。東洋思想的な考え方
インディアンの「土地は先祖からの授かりものではなく、子供たちからの預かりもの。」の言葉じゃないけど、西洋人のトムプラッツがこんな考えを持っているってのが凄く興味深い。

トムプラッツにとっての「運」という考え方
宗教的、精神的な準備(魂の準備、すなわち儀式)を大事にするトムプラッツが考える運とは? 「人事を尽くして天命を待つ」じゃないけど、儀式をしっかりと行い、マインドセットをした状態で「スクワットで極限に追い込む」場合、あとは「運」も大事になってくると個人的には思う。人生は大学では決まらない。でも行きたい大学を目指す日々は人生を変える by代ゼミと同じで、ドチラ(結果か?、その結果を目指す為の日々の考え方か?)を自分が先に大事にするのか?って考え方は、全ての人生の部分で大事な事だと思う。 トレーニングと無縁な人でも、このトムプラッツのスクワットセミナーは凄く良いことを言っているので、ぜひともみて欲しい。