ジャクソン・ブラウン、ベスト10に入るくらい好きな歌The Barricades Of Heaven / バリケーズ・オブ・ヘヴン

Allman、サザンロック、色々70年代のジャンルは聴いてるけど、なんだかんだで、ジャクソン・ブラウンを思い出しては聴く事が多い。

年代がジャクソン・ブラウンを求める様になってきたのか、どんどん好きになってきてる気がする。

初期の頃から、メッセージ性が強くなり、90年代では「陰」の部分も出てきたけど、90年代の彼のアルバムは全部オンタイムで聴いていた。

当時は、レイナードやAllman等の「濃ゆい」いわゆるロックシンガーとか一線を画すジャクソンの「ナチュラルな海上がり感」が凄くカッコよくて。

色落ちしたインディゴ501や、クタクタのベーカーパンツに、コットンのブルックスブラザーズの白やピンクのボタンダウンシャツ、みたいな、ああいうファッションとシンクロしてたっていうか。

心は646のベルボトムだけど、たまには色落ちしたインディゴにブルックスブラザーズ、無精ひげみたいなファッションもしたりとかね。

自分にない物を持ってる感じ。

70年代のウエストコーストのサーファーって感じ、決してロックミュージシャン、シンガーソングライターじゃない風貌っていうか。

このライブビデオなんて、もう、ジャクソン・ブラウンらしいというか。サラサラhairにデニムのシャンブレー、ストレートのデニム、って印象。

ウイスキーのCMのキャッチコピー「何も足さない、何も引かない」を地でいってる感じ。

当時は「色々と足す、絶対に何も引かない」ファッションだったのでww

Don Henley Pays Tribute to Jackson Browne on 'These Days' - WSJ

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ジャクソン・ブラウンといえば、テイクイットイージが有名だけど、コレはイーグルスのグレン・フライがボーカルだけど、絵的にはかなり貴重。

イーグルスのテイクイットイージーも好きだけど、やっぱジャクソン・ブラウンのテイクイットイージーが良いな。

The Barricades Of Heaven / バリケーズ・オブ・ヘヴン

ジャクソン・ブラウンが好きな人も多いと思うけど、90年代のこのあたりは好みが分かれる所かなと。

でも、The Barricades Of Heaven / バリケーズ・オブ・ヘヴンが収録されてる「ルッキングイースト」はかなり名盤。

この曲、超カッコいい。

哀愁もあって、ジャクソン・ブラウンの若い頃の苦悩も表現されてるらしい。

アルバムのジャケットはコレ

ちなみに、ファーストアルバムはコレ。

余談だけど、ファーストアルバムは「SATURATE BEFORE USING」と思ってる人も多いけど、これはジャクソン・ブラウンが気に入ってた袋の注意事項。

若い時に聞いた話だと、ズタ袋的な?ラジエーター等を冷やす時に使われる様な粗い目の袋で、この使用の際の準備として「使う前に良く水に浸してください」という注意事項(笑)

よく見ると、紐を通す穴もあるので、ジャクソン・ブラウンが、注意事項の文章も、その袋のまま使った様です(笑)

JB好きな間では「ファースト」っていうより「SATURATE BEFORE USING」って言う方がシックリくるかも、、

実際、僕も人にこのアルバムを勧めるとしたら「SATURATE BEFORE USING」って紹介するかも。

このあたりのウンチクもちゃんと教えますが、、(笑)

20代の時、このアルバムをそのままプリントして洋服屋で販売してたけど、今考えると凄い時代、、

で、ファーストアルバムのジャケットの感じを敢えて持ってきてる、ルッキングイーストのジャケット。

光と影、陰と陽、きっとジャクソン・ブラウンだから、何か意図する物があるに違いないっていうメタファー的な考え方も出来る。

最高にカッコいいのでぜひ聴いて欲しい。

Running down around the towns along the shore
When I was sixteen and on my own
No, I couldn’t tell you what the hell 
those brakes were for
I was just trying to hear my song

 

海辺の町を駆けずりまわってた
俺は16歳 たったひとりで
前へ進もうとすると どうして
止めようとするのか意味がわからなかった 
自分の歌をただ聴こうとしていただけだった

 

Jimmy found his own sweet sound 
and won that free guitar
We’d all get in the van and play
Life became the Paradox, 
the Bear, the Rouge et Noir
And the stretch of road running to L.A.

 

ジミーは自分の素敵なサウンドを見い出して
ギターをタダで手に入れた
俺たちはヴァンに乗り演奏してまわったんだ
音楽生活が”パラドックス”や”ベアー” 
そして”ルージュ・エ・ノワール”で始まった
ロスへと続く道を駆けて行ったんだ

 

Pages turning
Pages we were years from learning
Straight into the night our hearts were flung
 
Better bring your own redemption 
when you come
To the barricades of Heaven 
where I’m from

 

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何年も学んでいった時代のページさ
心が躍ったあの夜へとまっしぐら

 

来るときは罪の償いになるものを
持ってきた方がいい
天国のバリケードに来るときは
そこは僕が生まれたところ

 

All the world was shining from those hills
The stars above and the lights below
Among those there 
to test their fortunes and their wills
I lost track of the score long ago

 

あの丘では世界はすべて輝いて見えた
天空の星たちも 地上の灯りも
自分の運勢や意思を試そうとする
そんな人達もいた
ずいぶん前に忘れてしまったけれど

 

Pages turning
Pages we were years from learning
Straight into the night our hearts were flung
 
Better bring your own redemption 
when you come
To the barricades of Heaven 
where I’m from

 

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学んでばかりだったあの時代へ
心が躍ったあの夜へと一直線に

 

きみが来るときは
償いを持ってきた方がいい
僕の生まれた
天国のバリケードに来るときは

 

Childhood comes for me at night
Voices of my friends
Your face bathing me in light
Hope that never ends

 

夜にふと子どもの頃を思い出す
友だちの声が聞こえるんだ
きみの笑顔が眩しくて 僕は涙にくれる
ずっとこうしていたいと願うんだ

 

Pages turning
Pages torn and pages burning
Faded pages, open in the sun

 

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破れたページ
日焼けしたページに
太陽のなかで
色あせたページ

 

Better bring your own redemption 
when you come
To the barricades of Heaven 
where I’m from.
 
Better bring your own redemption 
when you come
To the barricades of Heaven 
where I’m from. 
きみが来るときは
償いを持ってきた方がいい
僕の生まれた
天国のバリケードに来るときは

歌詞の和訳は、コチラの洋楽和訳 Neverending Music様より引用。素晴らしい和訳。

更にこの曲が好きになった。

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