僕たちアフィリエイターは、広告を決め、その広告に興味のある人たちを集めるためのキーワード選びを行います。
SEO(検索エンジン最適化の事です)と呼ばれるテクニックはここでは説明をしませんが、要するに、ググって1ページ目(つまり10位以内)に自分の記事が入らなければ、存在していないのと同じです。
つまり、僕たちは、自分の記事を読んでもらうためのSEO対策を行うのです。Googleと呼ばれる検索エンジンで上位表示する、これがSEO対策と呼ばれるものです。
リアル飲食店の人とか、工務店とかの方でも、このSEOという考え方は非常に重要です。
例えばですが、工務店の方であれば、地場で商売をされていると思います。上記のキーワードは、地域は関係なく、日本国内で月間検索数がこれだけありますよ、という指標になります。
例えばですが「全面改装 リフォーム費用」と言うキーワードであれば、月間で10名~30名の方がググっているということ。
「改装 リフォーム」であれば、月間検索で60~100回ググってる人がいるという事です。
勿論ですが、「改装 リフォーム」と言うキーワードを検索する人は、その下にある「改装 リフォーム 違い(10回)」と言う検索いいともありますので、別々2記事を書くという意味ではありません。
これまた専門的な話になりますが、「改装 リフォーム(70回)」「改装 リフォーム 違い(10回)」と言う、ググる人の目的が同じ様なキーワードを、こちらの都合で2記事に分けたりすると、カニばる(カニバリゼーション)と呼ばれる現象になり、Googleからペナルティーが来ます。
一朝一夕(いっちょういっせき)で、このあたりのテクニック的なインプットは難しいと思いますが、つまり、このようなキーワードが沢山あるという事。
もちろん、Googleの検索1ページ目、10位以内というのは、それぞれみんながSEO(検索エンジン最適化の事です)対策をして狙っているので、ライバルの需要と供給などを調べる必要があります。
とは言え、月間検索回数が10回と言う、僕たちアフィリエイターが普段は狙わない様な検索回数の少ないキーワードであっても、地場で自営業をしている人達にとっては非常に重要なキーワードだったりします。
月間で自分のお店を知らない「属性の強いお客様」が70人とか、10人とかくると考えたら、キーワードを仕込む価値はあるというのがわかると思います。
飲食店のもう1つの収益としてのアフィリエイトの考え方
例えば、飲食店をされている方であれば、正月になったら、おせち料理を販売しているお店も多いと思います。
ただ、自分自身でおせちを作る、自分のお店のスタッフたちでおせちを作る、と考えた場合、つまり「自分が働いて稼ぐ」と言う労働思考であればアッパーが決まってくると思います。
人数を工場のように雇って、数百、数千、おせちの期間だけそのようにする、まあ、考え方としてはそれも戦略の一つかもしれませんが、現実的ではないでしょう。
雇う側の都合で、正月の10日間だけ徹夜で働いてくれ、みたいなのは通用しないと思うので。
特に1人親方の飲食の場合、場所の問題とか、その他モロモロの問題で、おせち料理として販売する数量というのは幾ら需要があったとしても供給量は決まってしまうと思います。
「自分に稼いでもらう」という考え方においては、おせち料理のアフィリエイトというのも1つの戦略です。
おせち料理はインターネットの世界では「売れるジャンル」です。
料理なんてしたことのないような普通のアフィリエイターたちが、おせちの期間だけで100~600万円位のアフィリエイト報酬をあげているジャンルです。
例えば、ジャンルの一つのお店では、購入金額の8%がアフィリエイターに支払われる様になっています。
つまり、皆さんが何かの記事を書き、検索上位に来て、アフィリエイトリンクから購入してくれた人がいれば、売上金額の8%がアフィリエイト報酬として支払われるということ。
このサイトのおせち料理は、だいたい30,000円くらいの金額の規模です。そして、一番安いので2万円。つまり、1番安い2万円の商品が売れたとしても、1,600円のアフィリエイト報酬が支払われるということ。
そして、殆どの商品が完売しています。
飲食店のオーナーさんが、1人とか、スタッフ数人でおせちを作る場合、販売数は決まっています。
でも、インターネットというのは、この様に全国の人たちが、地域の制限なく、自分の好きなおせちを購入出来るということです。
そして、インスタでも、ブログでも、Xでもなんでもいいですが、自分達のお店のおせち料理とは別に、取り寄せてレビューをするとか、そういった工夫をすれば、自分達の作るお店のおせち以外の収入が出来るという事。
もちろん、自分のお店の味とか、自分のコダワリとか「捨ててはいけない」ところがあるのは僕も同じ1人親方なのでわかります。
でも、本音と建前、背に腹は代えられない、という部分で考えると、この様なインターネットのアフィリエイトシステムを使うというのは、ビジネスに於いては当たり前の考え方であるべきだとボクは個人的に思います。
これは、稲盛和夫さんの言葉の「ダム理論」というのに似ていると思います。
つまり、こだわりは、経済的な部分や、資金的な部分でゆとりがあるからこそ出来る、お金がなければ絵に描いた餅。
稲盛和夫さんの「経営のダム理論」とは、経営を安定させるための財務戦略を象徴的に説明した理論です。
この考え方は、会社経営において「利益を貯めること」をダムに水を貯めることに例えています。以下がその概要です:
■ダム理論の核心・・利益の貯蓄が重要
ダムに水を貯めるように、会社の利益を積み立て、余剰資金を確保します。これにより、経済状況や市場環境の変動に耐えられる強い経営基盤を構築できます。
■余裕のある財務体質の形成
会社が安定して運営できるように、急な売上減少や不測の事態(自然災害や経済危機など)に備え、内部留保をしっかりと確保するべきだと強調しています。
■自社資金での経営
ダムに十分な水が貯まっていれば(利益が蓄えられていれば)、銀行借入に頼ることなく、内部資金で投資や事業拡大が可能になります。これにより、余計な利息や借金に縛られない健全な経営が実現します。
★実践のポイント
過剰な支出を抑える・・無駄遣いを避け、利益を最大限に貯める努力をします。
キャッシュフローを重視・・会社の現金の流れを把握し、支出と収入のバランスを適切に保つことが求められます。
リスクへの備え・・売上が減少しても最低限の事業運営が可能な状態を維持することが、経営の安定に寄与します。
■ダム理論のメリット
経済変動への対応力・・経済危機や市場の波に耐える力がつきます。
長期的な成長・・内部留保を活用して新規事業や設備投資を計画的に進められる。
信用力の向上・・健全な財務体質は、取引先や金融機関からの信頼を高めます。
稲盛和夫さんはこの理論を実践し、京セラやKDDIをはじめとする企業で経営の成功を収めました。ダム理論は、特に中小企業やベンチャー企業の経営者にも参考になる考え方として広く知られています。
もちろん、おせち料理通販や、カニ通販というのは、正月のイベントであり、アフィリエイターがひしめき合っている超強豪のキーワードばかりですので、片手間で飲食店のオーナーが適当に記事を書いてた検索上位に来るという事は、まず不可能です。
とは言え、例えばですけど、アフィリエイターが狙わないようなこの様な月間検索数の少ないキーワードだったりとか、或いは自分のお店のSNSなどを使えば、もしかしたら売れる可能性も出てくるかもしれません。
ChatGPTで記事が書ける時代
そこで活躍するのがChatGPT等のAIです。
月間検索回数が10回だから簡単、そういった単純な話ではなく、さまざまなテクニックを使わなければ、検索上位(Googleの1ページ目)に入るのは不可能。
- このおせちメチャクチャおいしいです!
- このおせち超美味しかった!安くてたこんなに量も多く!
- 我が家ではいつも頼んでいるおせち通販!
- いつかはイッてみたいと思ってたお店のおせちが、今はインターネットの通販で買えます!
こんな適当な文字数の少ない記事で検索上位に来ることができれば、全員がそれをやっていると思います。このような記事を幾ら書いても全く意味がないということです。
なぜなら、Googleの検索上位に入るためには、自分以外のお店やライバルの人たちの文字数や、ドメインの強さ、記事の書き方、そういった外部要因、相対的な要因が関係するからです。
かといって、ChatGPTに「カニ通販の記事を書いて」といって書いてもらっても、Googleが検索上位にさせるためのSEO対策が出来ている記事ができるわけではありません。
このような細かいテクニックというのは、また全く別の話になるのですが、1人親方の方は「自分が稼ぐ」「自分が働いて稼ぐ」という考え以外にも、アフィリエイトというシステムを理解しておくと、かなり幅が広がってくると思います。
勿論ですが、Webのマーケティングとか、記事の書き方とか、SEO(検索エンジン最適化の事です)とか、AI(人工知能)とか、全く知らないことばかりだと思います。
でも、絶対に裏切らない「自分自身」にフルベットしてみるのも1つの方法だと思います。
新しいことを始めるときは、下記の記事でも詳しく書きましたが、6つのフェーズが必ずあります。
でも、自分自身のリアル店舗カッコつけるためにも、このようなWebの知識は絶対に知っておくと良いかなと思います。
そして、勉強は大変ですが、記事はChatGPTが書いてくれる時代です。
自分が知っている世界が全て、と考えるのは、僕たち人間の愚かな考えです。
料理を作ったことのない人たちが、おせち料理で数百万円、数千万円稼いでいる、そういう現実があるという事を知っておく、というだけでも、展開方法は絶対に変わってくると思います。
是非、僕が作ったGPTsで知識の壁打ちをしてみてください。