【ブルース・リーの死ぬ間際のインタビューより】スタイルについて。
「どうしたらスタイルを持つ、自己表現出来るんでしょうか?」と聞かれる事があるが、そういう人は自分のスタイルは出来ない。
なぜなら、スタイルは自分の結晶化されたモノで、つまり「持続的な成長のプロセス」によって産まれるモノだから。
手の動きを例に取ると分かる。曲げたり伸ばしたり、とにかく流れをとめてはいけない。
Danceの様に。流れる水は決して腐らないという考え方からなんだ。だから流れ続ける、それだけなんだ。
虹を一度追いかけた事がある。10年も前じゃないくらいのはなし。
子供を送り、ちょうど虹が出てて、車で行けそうだったので。
勿論、アルプスの少女ハイジのように、雲の上をブヨンブヨン出来るとは思ってないしリアリスト。
結果はある程度予測はしてたけど、もしかしたらもしかするかも…という気持ち。
当然だけど、自分がゴールと思っているところに行くと、まだ別のところにある。
その別のところもいけそうなので、また追いかけていく。すると当然そこにもない。
うすうす分かっていたけど、自分の中では7つの光の真ん中に立てていて、自分を中心に空に向かってデッカイ、光のレーザーがあるかも、、みたいな淡い期待。
もちろんそんなファンタジーはなく、結局時間がなくて諦めた。
夢や目標とはそこに向かうプロセスこそ大事。
悩みのほとんどがお金に関すること。そういう時って、お金さえあれば、お金さえあれば自分の人生全てうまくいくと思ってしまう。
でも、結局お金を持っても、悩みは尽きない。自分が「これさえあれば解決する」と思っているような事も、実は原因はそれじゃない事の方が多い。
そこに向かうプロセス、そうなりたいと思う気持ちこそ大事だと思う。
自分がゴールと思っている場所に、仮にたどり着いたとしても、また新たなゴールは次々に自分の先に現れる。
だから、ゴールを目指すんじゃなく、ゴールを目指すプロセスを楽しむ。それが人生のQOL(クオリティofライフ:人生の質)を高める唯一の方法なのかなと。
結果だけがフォーカスされるSNSに惑わされると、虹そのものに価値が無ければダメ、みたいなマインドになる。
そうじゃなくて、ブルース・リーが言うように、過程を楽しむからこそ、自分のアイデンティティやスタイルが産まれてくるとおもう。
虹に関する音楽
虹に関する音楽で好きなのがこの動画。
虹の向こうのどこか高いところに、子守唄で聴いた場所があるの。
空は青く、叶えたい夢が叶う場所。
悩みなんてレモンドロップの様に溶けてなくなるわ。
幸せの青い鳥が飛んで、虹の向こうに超えて飛んでいくの。
青い鳥に出来るなら私にも出来るわよね。
的な超前向きな詩。
この歌、というより、この電車のウクレレの演奏と、みんなの一体感が好きで、もうずっとで何回も繰り返して聴いている位好きな歌。
この歌、ドナドナという「荷馬車にのって~~~、ドナドナ~」って悲しい歌と同じ時期に発表されて、二人ともユダヤ人らしい。
リアルな現実では、ドイツ軍に人種虐待受けていてドナドナの歌詞の様な家畜の扱いを受けていたユダヤ人が、虹の向こうのパラダイスを空想して、その理想をこのオーバー・ザ・レインボーに託した、っていうのも心に刺さる。