【備忘録】木を植えるのに最も良い時期は20年前だった。だが2番目に良い時期は今である byアメリカのことわざ#今日が1番若く今日が1番賢い#1人親方
— リョウ@webの片隅に生息し続ける1人親方 (@ryou_iieeshi) May 2, 2021
当時の仕事をずっと続けていても自分の人生は変わらないと絶望感に苛まれていた時期。
アパレルも失敗し、人生何も逆転が出来ない…と思いながら過ごしていた。
アパレルは失敗したけど定職につき、妻は家族で一緒にいられることの喜びを楽しんでいた。自分自身もそれが原因だと思っていた。
でも心の中ではずっと「違う」と思っていたけど何の解決すらなかった。
借金もあって新しい事業なんて出来るはずもなく。
そう考えると、今のこの自分のライフスタイルは信じられない。違う人の人生を見ているような気がする。もちろんまだまだ色々悩むところはあるけど10年前の自分が想像していた世界とは別世界。
当時は「俺も時間とお金さえあれば何でもできるのに」と思っていた。全く行動すらしていなかった。
でも「時間とお金に全ての責任を背負わせているような人間は、時間とお金がタップリあっても何一つできない」と言われている。
あの時お金がなく、時間もなかったから知恵を絞ったと思う。
パソコンでホームページ(サイトやブログの事)を作って広告を貼れば稼ぐことができる、みたいなざっくりとしためちゃくちゃ抽象度の高い情報に一縷の希望を感じた。
ネットワークビジネスとアフィリエイトの区別すらつかないような幼い30代の後半。
それでも「今のこのクソみたいな生活を逃れる方法はコレしかない!転職しても30代後半のオッサンの未来なんて目に見えてる」って思って、自分自身にbetした。
自分の私物のガラクタをかき集めて低スペックのパソコンを購入した。
「お金が貯まったら嫁さんにパソコンの相談をして・・」みたいなマインドだったら間違いなく今はない。
心理学で「バタフライ効果」と呼ばれているものがある。
ザックリといえば、ブラジルでチョウチョが羽ばたいた時、世界の様々な状況が変わるみたいなイメージ。
風が吹けば桶屋が儲かるみたいなイメージ。
(かぜがふけばおけやがもうかる)とは、日本語のことわざで、ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩えである。 「大風が吹けば桶屋が喜ぶ」などの異形がある。
風が吹く→目が見えなくなる人が増える→目が見えなくなると三味線が流行る→三味線は猫の皮で作られる→大量の猫が殺される→猫が減るとねずみが増える→ねずみが増えると疫病が流行る→疫病が流行ると沢山の人が死ぬ→沢山の人が死ぬと死人を入れる桶が売れる。(または、ネズミが風呂の桶などをかじるので・・・説もある)。
何が言いたいかといえば、当時僕自身が「人生を変えたい!」と思ってヤフオクで服を売る→服を買った人がモテる→その人が人間関係が良くなり何かのビジネスを起こす→そのビジネスが広告業に参入してくる・・みたいな感じで、何かしら行動が全ての要因を作るかもしれないということ。
逆に言えば、ゴールデンウィークから良い習慣を始めたところで、今年の夏に人生が変わるみたいな甘い話はない。
でも、何かを始めることで、明らかに何かの未来は変わり始める準備が行われている可能性があるということ。
緊急だけど重要じゃない事ばかりしても何も変わらない
ビジネスマンならどんな読書をしていない人でも読んでいる可能性の高い7つの習慣で最も重要だと思う考え方として「緊急性」というものがある。
- 緊急だけど重要ではないこと
- 緊急じゃないけど重要なこと
副業とか自分の自己啓発のための勉強や、体調や見た目を整えるための運動なんかは「緊急じゃないけど重要なこと」であることが多い。
重要だけど緊急じゃないことは人間は後回しにしてしまう。
例えば僕は、どんなに忙しくても「毎日10分の読書」をズッと2010年辺りから続けている。
人間は「習慣したもの」「一度動き出したもの」を変化させるのをすごく嫌うので、10分で決めていても最低でも30分くらい読む様になる。
知識は増えれば増えるほどどんどん知識が増える好循環になるため、この10分の10年の積み重ねは非常に大きなメリットとなっていると思う。
ハッキリ言って、読書習慣のない人間に負ける気がしないというレベル。
人間性においても、ビジネス議論においても全て自信がつく。
それは置いといて、このように「自己成長のために大事なこと」というのは、誰でもわかっているんだけど「緊急性がない」から、どうしても仕事やつき合いみたいな「重要じゃないけど緊急なこと」に時間を取られてしまう。
ゴールデンウィークに友達が地元に帰ってくる。或いは友達同士でこぢんまりで集まる。
未来のために少しだけ自分を成長させる。その考え方があれば「今現在の快適さを我慢して、将来の自由のために時間を使う」ことが出来るはず。
僕は自分の中で人生どん底と思えるような時期を、このような感覚で過ごせてきたことは凄く大きい成長だと思っている。
だから、ゴールデンウィークは家に引きこもり、何か新しい自分に良い習慣をつけることを常に心がけてきた。
もちろん2021年も同様。
自分の中で計画し、新しい自分の中のプラスになることを取り組む予定。