啖呵(たんか)や口上、昔の極道やテキヤの言葉は『本質』が端的にあらわされているモノが多く、スゴく好きです。
【テキ屋殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の3日も降れば良い】
コレは、今では『テキ屋→土方』などに変えて使われている様です。
【ヤクザには、馬鹿じゃなれず利口じゃなれず、中途半端じゃなおなれず】
これも全ての道を極める人に当てはまる良い文言。 ヤクザを芸人とかユーチューバーに置き換えても核心だと思うし。 政治家も、コロナで国民に外出するなと言いながら、我が達は高級割烹をハシゴとか、いや、あんたらバカなの?って話だし、まぁ色んな行動の本質に当てはまる良い格言(❓)でもあります。
【ヤクザ者、一文上がりの三下り、七文八文滝下り、昨日の兄ぃも今日の三下】
コレはいくら探しても読み方が分からない。『七文八文滝下り』ってのは、寅さんの啖呵バイでもある『チャラチャラ流れるお茶の水』くらいの語呂合わせ、言葉の帳尻合わせで意味はないと思う。 要するに、弱肉強食、いつ足もとをすくわれるか分からない厳しい世界のことを言っている文言。
みくだりはん、さんした、など、色々読み方はあるけど、自分的には、 【やくざもの、いちもんあがりのさんくだり、しちもんはちもん、たきくだり、きのうのあにいもきょうのさんした】 が五・七・五みたいな美的な響きの観点から言えば、語呂的には良いと思うんだけど、正式な読み方を分からず、何年もモヤモヤしている次第です🤣🤣
ちなみに、この逸話は、某有名組織の3代目の実話です。